プラチナコートFP復元工法
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SIP工法
平成17年6月、東京都中央区にある8階建ての雑居ビルの外壁タイルが突然崩れ落ち、通行中の女性に破片が直撃し、重傷を負った事故が発生しました。これを受けて国土交通省は平成17年6月16日、建築物の外壁を調査するよう全国の地方自治体に通知。同年9月1日の中間報告において落下の恐れがある建物は608件にも上っています。万一、事故が起こった場合、ビルのオーナーやマンションの管理組合は被害者への賠償責任や、建物の管理責任などの重い責めを負わなければなりません。このような事故が発生する前に劣化調査を行い、外壁の劣化状態を早期に確認することを強くお薦めします。
外壁タイルの浮き補修においては、調査・診断に基づく、最も効果的な工法の選択が大事です。補修工事の制度はもちろん、長期耐久性、美観保持などのさまざまな条件が伴います。そこでお奨めしたいのがこの2つの新工法です。広範囲の改修に適した「プラチナコート復元工法(壁面被覆して固定する工法)」と、「SIP工法(エポキシ樹脂注入工法)」。いずれも独自の新技術を用い、従来工法を大きく凌ぐ高度な施工性をもち、あらゆる状況のタイル浮きに抜群の効果を発揮します。もちろん、
10年保証付き
です。
ビルやマンション外壁のタイルの浮きについて、調査・診断を行っています。テストハンマーを使用した打音調査と高性能赤外線カメラを使った温度差による調査を組み合わせ、1枚単位でチェックします。建物の全てのタイルにおいてこの調査を行いますので、浮きタイルを見逃すことはありません。
テストハンマーの打音の違いで浮きの有無を確認します。
タイルに浮きがある場合は、躯体やモルタルとの間に隙間ができます。この隙間の空気が太陽光により暖められる時、浮きのない部分と温度差が生じます。この温度差を高感度赤外線カメラで撮影し、浮きのあるタイルのみを特定します。